夏のこの時期の恒例となった富士吉田の夕方6時のチャイム『若者のすべて』。
今年の最終日の昨日14日、虹が出たことをkazz3776氏のtwitter「路地裏ニュース」で知った。その映像がyoutubeで公開されている。とても有り難い。
夕方、甲府でも激しい夕立があり、そのうち晴れてきたが、同じ頃、綺麗な虹が富士吉田の空で曲がっていた。別の方のtwitterによると、チャイムが終わると共にゆっくりと消えていったそうだ。
このblogの前々回、『フジファブリック』アナログ盤ジャケットの「虹」に「夏」を感じると記した。前回はクボケンジの言葉やAnalogfishの歌詞に触発されて、「愚痴と虹」と題して書いた。虹の話題が続く中の虹の出現。単なる偶然だが、なんだかうれしかった。
あのジャケット画の眼差しから広がる虹が、昨日の富士吉田の虹につながっているような不思議な気持ちになった。
時の歩みがはやくなり、志村正彦の話題も少なくなってきたのかもしれない。だが、そのような表層的な動きとは別の次元で、彼の歌は聴かれ続けている。
『フジファブリック』アナログ盤のリリースもそうだ。虹のような「贈り物」として僕たちは受けとめている。
激しい雨が降り、雨が上がる。
青空が広がり、虹が現れる。
No Rain No Rainbow。
彼の三十六回目の誕生日の近く、故郷では、
虹がレコード盤の誕生を祝福している。
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