ペンギン・レッスン
ピーター・カッタネオ監督。原作のトム・ミッチェル『人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日』は世界22カ国で刊行されたベストセラー。
1976年、英国人の英語教師トムは軍事政権下のアルゼンチンの名門寄宿学校に赴任する。トムは旅先で海辺にいた重油まみれの瀕死のペンギンを救って連れて帰ることになる。いろいろな騒動が起こるが、ペンギンそして生徒との日々の出来事を通じて自分の人生を取り戻していく。
一種のファンタジーのようだが、ノンフィクションの実話に基づいている。70年代後半のアルゼンチンの雰囲気もよく伝わってくる。
木挽町のあだ討ち
永井紗耶子の小説『木挽町のあだ討ち』を映画化したミステリー風の時代劇。
江戸時代。雪の降る夜、木挽町の芝居小屋「森田座」の近くで菊之助が父の仇討ちを成し遂げる。一年半後、菊之助の縁者の総一郎が森田座を訪れ、仇討ちの裏に隠された秘密を徐々に浮かび上がらせる。
役者の柄本佑、渡辺謙、北村一輝、滝藤賢一、高橋和也たちが素晴らしい。びっくりする展開もあるが、上質のエンターテイメント作品となっている。脚本が秀逸である。原作は未読だが脚本との関係を知りたいと思った。
江戸時代の芝居小屋の様子や芝居の作り方の過程を知ることもできた。甲府の亀屋座のことをあれこれと想像した。
このところシアターセントラルBe館では月に1、2本のペースになっている。家では配信の作品を何本か見たが、できるだけプロジェクターでスクリーンに投影して映画館の雰囲気に少しでも近づけて鑑賞している。
0 件のコメント:
コメントを投稿