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2016年4月13日水曜日

『洋楽グロリアス デイズ』

 4月10日の日曜日、ヴァンフォーレ甲府vs湘南ベルマーレの試合を小瀬・中銀スタジアムで見た。ロスタイムにカウンター攻撃で2点入れて、3:1で勝利。しかし内容的には課題が残った。甲府はなかなか攻撃を構築できない。明らかに湘南の方が質が高い。それでも2点目のチュカ→クリスティアーノの展開は見事で、テレビ朝日の夜のサッカー番組「やべっちFC」でも取り上げられた。

 ホームでの勝利は昨シーズンの8月以来のことで、スタジアムは大いにわいた。周辺の桜の花もまだ残っていて、勝利を祝福してくれた。今年は、外国籍選手がブラジル人、オーストラリア人、ナイジェリア人と多国籍なのは華やかでよい。
 
 帰りに車の中でNHKFMを聞いた。片寄明人氏がDJを担当する『洋楽グロリアス デイズ』。氏のfacebookでこの番組のことを知った。NHKのHPで毎週日曜日午後4時00分~ 午後5時00分、「70年代、80年代・・・あの輝かしい日々を彩った洋楽ナンバー」を選曲するとあったので楽しみにしていた。
 
 午後4時を過ぎてしまい、途中からだった。THE STYLE COUNCIL、JAPANと続いた。久しぶりのXTCが素晴らしい。70年代前半まで遡ると言って紹介されたのはCAROLE KING『IT’S TOO LATE』。懐かしい。さすがに時代を感じさせるが、古びてはいない。むしろ言葉が、(聞き取れる範囲に限られるが)しっくりと耳に飛び込んでくる。この自然なアコースティックな音の感覚は70年代前半という時代のものだ。車中で聞いたことも幸いして、なんだか「カーラジオ」で音楽を聴いていた時代の雰囲気に包まれた。

  It's too late baby, it's too late now darling
  It's too late.
 
 70年代前半から80年代前半の十年間が、僕にとっても「洋楽グロリアス デイズ」だった。ロックの輝かしい日々と十代前半から二十代前半の僕個人の日々が重なりあう。あのころは毎日何時間も聴いていた。
 今から振り返れば、聴き手として幸せな経験をした時代だった。

 日曜日の夕方、洋楽に詳しい実作者である片寄氏の選曲がこれから愉しみとなる。

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