公演名称

〈太宰治「新樹の言葉」と「走れメロス」 講座・朗読・芝居の会〉の申込

公演概要

日時:2025年11月3日(月、文化の日)開場13:30 開演14:00 終演予定 15:30/会場:こうふ亀屋座 (甲府市丸の内1丁目11-5)/主催:甲府 文と芸の会/料金 無料/要 事前申込・先着90名/内容:第Ⅰ部 講座・朗読 「新樹の言葉」と「走れメロス」講師 小林一之(山梨英和大学特任教授)朗読 エイコ、第Ⅱ部 独り芝居 「走れメロス」俳優 有馬眞胤(劇団四季出身、蜷川幸雄演出作品に20年間参加、一篇の小説を全て覚えて演じます)・下座(三味線)エイコ

申込方法

右下の〈申込フォーム〉から一回につき一名お申し込みできます。記入欄の三つの枠に、 ①名前欄に〈氏名〉②メール欄に〈電子メールアドレス〉③メッセージ欄に〈11月3日公演〉とそれぞれ記入して、送信ボタンをクリックしてください。三つの枠のすべてに記入しないと送信できません(その他、ご要望やご質問がある場合はメッセージ欄にご記入ください)。申し込み後3日以内に受付完了のメールを送信します(3日経ってもこちらからの返信がない場合は、再度、申込フォームの「メッセージ欄」にその旨を書いて送ってください)。 *〈申込フォーム〉での申し込みができない場合やメールアドレスをお持ちでない場合は、チラシ画像に記載の番号へ電話でお申し込みください。 *申込者の皆様のメールアドレスは、本公演に関する事務連絡およびご案内目的のみに利用いたします。本目的以外の用途での利用は一切いたしません。

2024年6月26日水曜日

リーガルリリー「1997」アコースティックとライブのヴァージョン

 前回紹介した〈リーガルリリー 『1997』Music Video〉の視聴回数は先ほど確認すると、1,706,841 回。2020.1.18の映像アップから四年半ほどでこの数字は素晴らしい。若い世代を中心にこの作品は確実に浸透しているのだろう。 

 この作品にはアコースティックバージョンの映像がある。図書館での弾き語りLiveだ。


   たかはしほのか (リーガルリリー)『1997』Live in Library


透き通るように聞こえてくる、たかはしの声。アコースティックギターが共鳴を広げていく。

 youtubeのライブヴァージョンには、〈Live Video @Zepp Tokyo (2020.12.10 リーガルリリーpresents「1997の日」〜私は私の世界の実験台〜)〉と〈Live at 日比谷野外大音楽堂(2023.7.2)〉の二つがある。ここには、最新の日比谷野外の映像を添付したい。右上に小さい字ではあるが、縦書きで歌詞が表示されている。


  リーガルリリー - 『1997』Live at 日比谷野外大音楽堂(2023.7.2)  


 たかはしほのかはMCでこう述べている。


1997年の12月10日に私はこの世界の空白をひとつ奪いました
そしていつかまたその空白を返すまでのお話しです

むかしむかし あるところに


 歌詞の〈なくなった空白 1997年の12月〉とは、この世界からひとつ奪いった〈空白〉であること、そして、この世界にいつかまた返す〈空白〉であることが明かされている。

 この世界から〈空白〉を奪い、世界に〈空白〉を返すまでの時間が、生きることであること。それは〈片道切符〉の往路というよりもむしろ帰路であること。

 もしかすると、このような生存の感覚が、意識的あるいは無意識的に、現在の若者のすべてに共有されているのかもしれない。

 〈むかしむかしあるところに〉という語り出しで、この歌が、この旅が始まる。



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