公演名称

〈太宰治「新樹の言葉」と「走れメロス」 講座・朗読・芝居の会〉の申込

公演概要

日時:2025年11月3日(月、文化の日)開場13:30 開演14:00 終演予定 15:30/会場:こうふ亀屋座 (甲府市丸の内1丁目11-5)/主催:甲府 文と芸の会/料金 無料/要 事前申込・先着90名/内容:第Ⅰ部 講座・朗読 「新樹の言葉」と「走れメロス」講師 小林一之(山梨英和大学特任教授)朗読 エイコ、第Ⅱ部 独り芝居 「走れメロス」俳優 有馬眞胤(劇団四季出身、蜷川幸雄演出作品に20年間参加、一篇の小説を全て覚えて演じます)・下座(三味線)エイコ

申込方法

右下の〈申込フォーム〉から一回につき一名お申し込みできます。記入欄の三つの枠に、 ①名前欄に〈氏名〉②メール欄に〈電子メールアドレス〉③メッセージ欄に〈11月3日公演〉とそれぞれ記入して、送信ボタンをクリックしてください。三つの枠のすべてに記入しないと送信できません(その他、ご要望やご質問がある場合はメッセージ欄にご記入ください)。申し込み後3日以内に受付完了のメールを送信します(3日経ってもこちらからの返信がない場合は、再度、申込フォームの「メッセージ欄」にその旨を書いて送ってください)。 *〈申込フォーム〉での申し込みができない場合やメールアドレスをお持ちでない場合は、チラシ画像に記載の番号へ電話でお申し込みください。 *申込者の皆様のメールアドレスは、本公演に関する事務連絡およびご案内目的のみに利用いたします。本目的以外の用途での利用は一切いたしません。

2017年3月29日水曜日

FM-FUJI『桜の季節』[志村正彦LN155]

 ここ二三年、定点観測している桜の樹。蕾が膨らんでその先端が濃い桜色に染まっているのだが、まだ開花はしていない。予想より遅れているのはここ数日の寒さのせいだろう。一昨日は富士北麓地域にはかなりの雪が降った。甲府から見える富士山も雪山にすっかり戻ってしまった。

 昨年の秋、この桜の樹の葉はその前の年よりはやく枯れだした。何となく勢いがないので少し心配していたのだが、冬を無事に越えて、花開く準備をしている。
 「桜は常にそこにある」とある生徒が書いたことは以前紹介した。確かに、桜は常にそこにあり、そして時の循環を歩み続けている。

 昼、たまたま車に乗っていた。地元の局なのでエフエム富士にチューニングを合わせることが多い。十二時半頃、突然、あのメロディが聞こえてきた。フジファブリック『桜の季節』だ。ラジオで聞くのは格別の味わいがある。なぜだろう。同じ時間に様々な場所で聞いているリスナーと楽曲を共有しているからだろうか。

 今日は、志村正彦の声がFM波に乗って山梨の地に降り注いているような気がした。『桜の季節』が桜の季節の到来を告げていた。甲府盆地では明日か明後日にはおそらく開花するだろう。彼の故郷富士吉田は冬の寒さが厳しいところなので、四月の中下旬が桜の季節となる。

 『桜の季節』 from 「Live at 富士五湖文化センター」という映像がUNIVERSAL MUSIC JAPAN のyoutubeにある。LIVE DVD BOX   『FAB BOX II』、単品の『Live at 富士五湖文化センター』に収められたものの短縮版である。2008年5月31日の収録、山梨で歌われた最初で最後の『桜の季節』となった。言葉を一つ一つ確かめるようにして伝えようとする志村の姿がある。
 



 この歌に出会って以来、桜を見ることと『桜の季節』を聴くこと、その経験が分かちがたく結びつくようになった。今年はどのような経験をするのだろうか。

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