公演名称

〈太宰治「新樹の言葉」と「走れメロス」 講座・朗読・芝居の会〉の申込

公演概要

日時:2025年11月3日(月、文化の日)開場13:30 開演14:00 終演予定 15:30/会場:こうふ亀屋座 (甲府市丸の内1丁目11-5)/主催:甲府 文と芸の会/料金 無料/要 事前申込・先着90名/内容:第Ⅰ部 講座・朗読 「新樹の言葉」と「走れメロス」講師 小林一之(山梨英和大学特任教授)朗読 エイコ、第Ⅱ部 独り芝居 「走れメロス」俳優 有馬眞胤(劇団四季出身、蜷川幸雄演出作品に20年間参加、一篇の小説を全て覚えて演じます)・下座(三味線)エイコ

申込方法

右下の〈申込フォーム〉から一回につき一名お申し込みできます。記入欄の三つの枠に、 ①名前欄に〈氏名〉②メール欄に〈電子メールアドレス〉③メッセージ欄に〈11月3日公演〉とそれぞれ記入して、送信ボタンをクリックしてください。三つの枠のすべてに記入しないと送信できません(その他、ご要望やご質問がある場合はメッセージ欄にご記入ください)。申し込み後3日以内に受付完了のメールを送信します(3日経ってもこちらからの返信がない場合は、再度、申込フォームの「メッセージ欄」にその旨を書いて送ってください)。 *〈申込フォーム〉での申し込みができない場合やメールアドレスをお持ちでない場合は、チラシ画像に記載の番号へ電話でお申し込みください。 *申込者の皆様のメールアドレスは、本公演に関する事務連絡およびご案内目的のみに利用いたします。本目的以外の用途での利用は一切いたしません。

2025年7月18日金曜日

「若者のすべて」/マクドナルドCM「大人への通り道篇」[志村正彦LN365]

 今日、関東地方で梅雨が明けた。ここ数日の雨模様の天気から晴天に一変。真夏の日差しに包まれた。眩しい光の季節の到来だ。

 午後3時少し前のことだった。

 PCで作業をしていると、壁際のテレビから突然、志村正彦の声が聞こえてきた。「若者のすべて」の冒頭だ。驚いて画面を見ると、マクドナルド・ハンバーガーのCMだった。永作博美の姿とドライブスルーが見えた。


 早速、YouTubeのマクドナルド公式を探すと、「大人への通り道」篇というCMが見つかった。「“家族”に寄り添い続けるブランド、マクドナルドが届ける新TVCM」「永作博美さんが母親役で、マクドナルドのTVCM初出演!ドライブスルーを通じて、母が子の小さな成長に気付くハートフルストーリー〜新TVCM『大人への通り道』篇 2025年7月15日(火)より地上波にて放映開始〜」と書かれていた。三日前から放送が始まったようだ。

 「大人への通り道」篇 には30秒ヴァージョンと60秒ヴァージョンの二つある。60秒、30秒と連続して再生される映像を紹介したい。





   夏を予感させるあの印象深いイントロから、志村の声が「真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた/それでもいまだに街は 落ち着かないような 気がしている/夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて」まで、画面の物語の背景に響いていく。ロケ地は長崎。免許を取った息子が運転する軽乗用車に同乗する母(永作博美)と娘。長崎名物の市電が接近する。マックのドライブスルーに行き、ダブルチーズバーガーを注文。「ドライブスルーは、大人への通り道」という言葉で映像は終わる。

 マクドナルド公式(McDonald’s)の説明にはこうある。

CM「大人への通り道篇」は誰もが一度は経験する“成長の通過点”を、ドライブスルーという舞台でやさしく描いています。ついこの間まで後部座席にいた息子が、いまは自分の運転で家族をドライブスルーに連れてきてくれている。その成長に、よろこびと、ほんの少しの切なさがこみ上げます。親子の関係性が変わっても、ずっと訪れる場所でありたい。そんな願いを込めています。 


 フジファブリックには「Cheese Burger」という愉快な歌がある。マクドナルドのラジオCMだった。それ以来のフジファブリックの音源起用になるのだろう。

 それにしてもなぜ、「大人への通り道」篇に「若者のすべて」が使われたのか。「真夏のピークが去った】という季節感、「それでもいまだに街は 落ち着かない」という街のざわめき。夏という時。夏という場。夏の感触。そしてCMでは流れなかったが、「世界の約束を知って それなりになって また戻って」という一節が、このCMの「大人への通り道」というモチーフにつながるのだろうか。


 今回のCMの「ダブルチーズバーガー」を注文する息子の声は、「Cheese Burger」の「チーズ とろけそうなチーズ/パンにはさんだビーフ 想像しただけで 早歩き」という志村正彦の声と呼応しているのかもしれない。そう考えると、このCMが愛おしくなる。


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