公演名称

〈太宰治「新樹の言葉」と「走れメロス」 講座・朗読・芝居の会〉の申込

公演概要

日時:2025年11月3日(月、文化の日)開場13:30 開演14:00 終演予定 15:30/会場:こうふ亀屋座 (甲府市丸の内1丁目11-5)/主催:甲府 文と芸の会/料金 無料/要 事前申込・先着90名/内容:第Ⅰ部 講座・朗読 「新樹の言葉」と「走れメロス」講師 小林一之(山梨英和大学特任教授)朗読 エイコ、第Ⅱ部 独り芝居 「走れメロス」俳優 有馬眞胤(劇団四季出身、蜷川幸雄演出作品に20年間参加、一篇の小説を全て覚えて演じます)・下座(三味線)エイコ

申込方法

右下の〈申込フォーム〉から一回につき一名お申し込みできます。記入欄の三つの枠に、 ①名前欄に〈氏名〉②メール欄に〈電子メールアドレス〉③メッセージ欄に〈11月3日公演〉とそれぞれ記入して、送信ボタンをクリックしてください。三つの枠のすべてに記入しないと送信できません(その他、ご要望やご質問がある場合はメッセージ欄にご記入ください)。申し込み後3日以内に受付完了のメールを送信します(3日経ってもこちらからの返信がない場合は、再度、申込フォームの「メッセージ欄」にその旨を書いて送ってください)。 *〈申込フォーム〉での申し込みができない場合やメールアドレスをお持ちでない場合は、チラシ画像に記載の番号へ電話でお申し込みください。 *申込者の皆様のメールアドレスは、本公演に関する事務連絡およびご案内目的のみに利用いたします。本目的以外の用途での利用は一切いたしません。

2014年3月27日木曜日

三つのバンドの山梨初ライブ [志村正彦LN 75]

 フジファブリック『Live at 富士五湖文化センター 上映會』のチケットは、26日夜の時点ではまだ、チケットぴあのHPで購入できる。前回予想したとおり、先行予約分のキャンセルが出たようだ。御存じでない方、チケットを入手できなかった人のために、まずその情報を伝えさせていただきます。

 LN74で「春の名曲」ランキングに関連して、山梨が誇る「三大ロックバンド」ザ・ブーム、レミオロメン、フジファブリックのことに少し触れた。
 今回は、この三つのバンドがいつ山梨で初ライブをしているのか、メジャーデビュー後どのくらいを経っていたのかという点について書いてみたい。

 ザ・ブームは、1989年(11月下旬だった気がするが、もう25年前のことになるのではっきりとは思い出せない。間違えていたらすみません)、甲府盆地の南にある「風土記の丘」曽根丘陵公園の野外ステージで山梨初ライブを行った。この年の5月にメジャーデビューしているので、およそ半年後のことで、プロモーションとしてのライブだったと思われる。

 その頃の私の職場の同僚がザ・ブームのメンバーと高校の同級生で友達だった縁があり、私もその場に駆けつけることとなった。宮沢和史の言葉と楽曲も、バンドとしての演奏も素晴らしかったが、客は数十人ほどだった。山梨でもまだほとんど知られていない頃で、おそらくメンバーの知人や関係者だけが集まったのだろう。
 その後、ザ・ブームは順調に優れたアルバムを出し、『島唄』で大ブレイクしたのだが、私にとってのザ・ブームは、数十人を前に、熱く歌い奏でた1989年のライブの印象が強い。

 レミオロメンは、彼らのバイオグラフィーによると、2004年2月6日、山日YBSホール、「SPECIAL LIVE“朝顔”in 山梨」。ネットの情報によれば、このライブは応募制で350人ほどが来場したようだ。2003年8月にメジャーデビューしていて、およそ半年後なので、これもプロモーションのための限定ライブだろう。

 フジファブリックの初ライブは、言うまでもなく、2008年5月31日、富士五湖文化センター、「TEENAGER FANCLUB TOUR」。メジャーデビュー後、4年が経っている。志村正彦が語っていたように、「内輪」向けのライブやデビュー・プロモーションのためのライブではなく、「普通」のライブ、フジファブリックのファンが集う「通常」のライブを富士吉田で実現するために、これだけの年月を必要としたのだろう。志村正彦のストイックな姿勢がうかがわれる。
 故郷をあれだけ愛していながらも、故郷に甘えることなく、信念を貫いて音楽を続けていた。

  ザ・ブーム、レミオロメン、フジファブリックの音楽。宮沢和史、藤巻亮太、志村正彦の言葉の世界については、彼らの故郷の風景への関わり方の違いという視点をまじえて、稿を改めて論じたいと考えている。

 志村正彦が富士五湖文化センターライブにかけた想いの深さは、すでに映像となっているいくつかの歌と演奏、MCによってその一端を知ることができるが、私のようなあの日会場にいなかった者たちにとっては、今度のDVDや上映會によって、初めてその全貌が明らかとなる。   (この項続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿