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志村正彦ライナーノーツ/芥川龍之介の偶景/ここはどこ?-物語を読む/〈甲府 文と芸の会〉……
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2026年5月10日日曜日
Peter Gabriel 「Solsbury Hill」[S/R 012]
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YouTubeを見ていると、二人の女性がPeter Gabriel(ピーター・ガブリエル)の「Solsbury Hill(ソルスベリー・ヒル)」を歌う映像に出逢った。MonaLisa Twins(モナリザ・ツインズ)というユニットだった。モナ・ワグナーとリサ・ワグナーの一卵性双...
2026年5月8日金曜日
「馬の脚」の多層構造[芥川龍之介の偶景]
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芥川龍之介「馬の脚」は、彼の物語的な特質を持つ小説のほとんどがそうであるように典拠となる物語がある。忍野半三郎が冥界から馬の脚をつけて現世へと帰還するという話は、中国の南北朝時代の怪異や不思議な話を集めた小説集『幽明録』中の「士人甲」に基づいている。「士人甲」は、一度死んだ人間...
2026年5月6日水曜日
「馬の脚」の中心場面[芥川龍之介の偶景]
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芥川龍之介「馬の脚」は1925年(大正14年)1月・2月の「新潮」に掲載された。中国の北京を舞台とする奇妙で幻想的な小説である。芥川が1921年に大阪毎日新聞の特派員として中国へ旅行した経験をもとに執筆された「中国物」の一つだが、読まれることが少なく、あまり批評や研究の対象...
2026年5月3日日曜日
歌詞考察の番組やブログの隆盛[志村正彦LN381]
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4月30日に放送された『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ』第25弾3時間スペシャルのテーマは「“青春”がそこにあるグッとフレーズ」BEST30だった。私は気づくのが遅れて最後の15分ほどしか見ることができなかったが、「若者のすべて」が22位に選ばれていた。この番組のHPには〈...
2026年4月30日木曜日
李相日監督『スクラップ・ヘブン』とフジファブリック『蜃気楼』[志村正彦LN380]
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前回は芥川龍之介の小説『蜃気楼』と富山湾の蜃気楼を取りあげたが、今回は志村正彦・フジファブリックの作品『蜃気楼』とこの曲をエンディングテーマにした李相日(リ サンイル)監督の映画『スクラップ・ヘブン』について書いてみたい。蜃気楼の連鎖のようなものである。以前に10回ほど連載した...
2026年4月27日月曜日
芥川龍之介の『蜃気楼』・富山湾の蜃気楼
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芥川龍之介の1927(昭和2)年の短編小説『蜃気楼』。芥川の分身である話者兼人物の〈僕〉は、ある秋の昼頃、大学生の〈K君〉と親友の画家小穴隆一をモデルとする〈O君〉と三人で蜃気楼を見るために鵠沼の海岸に出かける。 作中で蜃気楼について言及している場面を引用する。 蜃気楼の見...
2026年4月23日木曜日
Peter Gabriel「Here Comes the Flood」[S/R 011]
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YouTubeを見ているとときどき思いがけない映像に出くわすことがある。過去の検索履歴から選択されるのであろうが、昨夜、Peter Gabriel(ピーター・ガブリエル)の 「Here Comes the Flood(「ヒア・カムズ・ザ・フラッド」)」が映し出された。迂闊なこと...
2026年4月19日日曜日
芥川龍之介『父』
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芥川龍之介の『父』は、「新思潮」(大正5年5月)に発表された。芥川が24歳の時の作品である。話者の「私」は芥川自身の分身だと思われる。 「私」が中学4年生の秋、日光から足尾にかけての三日間の修学旅行があった。その出発の朝、上野停車場の待合室で、同級生の「能勢五十雄」(のせ い...
2026年4月5日日曜日
「粉雪」「中央線」「若者のすべて」(NHK甲府「金曜やまなし~響け!山梨へのエール~」)
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今年の甲府の桜の開花と満開はとても早かった。 3月24日、甲府地方気象台は甲府のソメイヨシノが全国トップで満開になったと発表した。3月に入り気温が高く、4月上旬から中旬並みの暖かさが続いた。ここ数年、季節の推移が一月ほど早くなった気がする。そして、桜の季節はすぐに過ぎ去ってし...
2026年3月31日火曜日
1・2月のBe館
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1月と2月は、シアターセントラルBe館で三本の映画を見た。「チャップリン」と「小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版」はドキュメンタリー映画、「旅の終わりのたからもの」も実話に基づく映画だった。 「チャップリン」 チャーリー・チャップリンのルーツを探究したドキュメンタリー映画。監督は...
2026年3月23日月曜日
フィリップ・ドゥクフレの演出-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説9
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これまで八回にわたって、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の舞台と小説について書いてきた。今回はその最後として舞台の演出について述べたい。 演出家のフィリップ・ドゥクフレはインタビューでこう語っている。(フィリップ・ドゥクフレが描く村上春樹の世界〜『世界の終りとハ...
2026年3月22日日曜日
ボブ・ディラン「激しい雨」-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説8
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前回書いたように、「ハードボイルド・ワンダーランド」パートのラストシーンで、〈私〉はボブ・ディランの「激しい雨」を聴きながら自らの無意識の核にある〈世界の終わり〉へと旅立っていく。 ここでYouTubeにある「激しい雨」のOfficial Audioを聴いてみたい。1962...
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