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志村正彦ライナーノーツ/芥川龍之介の偶景/ここはどこ?-物語を読む/《甲府 文と芸の会》……
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2026年3月23日月曜日
フィリップ・ドゥクフレの演出-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説9
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これまで八回にわたって、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の舞台と小説について書いてきた。今回はその最後として舞台の演出について述べたい。 演出家のフィリップ・ドゥクフレはインタビューでこう語っている。(フィリップ・ドゥクフレが描く村上春樹の世界〜『世界の終りとハ...
2026年3月22日日曜日
ボブ・ディラン「激しい雨」-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説8
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前回書いたように、「ハードボイルド・ワンダーランド」パートのラストシーンで、〈私〉はボブ・ディランの「激しい雨」を聴きながら自らの無意識の核にある〈世界の終わり〉へと旅立っていく。 ここでYouTubeにある「激しい雨」のOfficial Audioを聴いてみたい。1962...
2026年3月21日土曜日
〈私〉と〈僕〉-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説7
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今回は舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に戻り、そのラストシーンについて考えたい。 YouTubeの公式チャンネルに〈舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』Official Trailer 【舞台映像Ver.】〉がある。 映像の最初にあるのは舞...
2026年3月20日金曜日
「若者のすべて」のサビ [志村正彦LN379]
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一昨日、3月18日、テレビ朝日〈『EIGHT-JAM』3時間SP 名だたる“音楽のプロ”が集合した『最強のサビ歌唱BEST100』〉が放送された。有名アーティストやプロデューサーなど音楽のプロ51人が、2000年以前と以後の2ブロックに分けて「サビ」の歌唱が凄い名曲を選んで、各...
2026年3月18日水曜日
『街と、その不確かな壁』の〈暗い夢〉-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説6
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前回は、小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の「世界の終り」パートの主体〈僕〉と〈君〉(彼女、司書の女性)との関係を追っていった。今回はその「世界の終わり」パートの原形となった1980年発表の中編小説『街と、その不確かな壁』では〈僕〉と〈君〉(彼女、司書の女性)...
2026年3月5日木曜日
『ダニー・ボーイ』の唄-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説5
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小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に戻りたい。 「世界の終り」(以下「世界」)パートの主体〈僕〉は、〈君〉〈彼女〉(司書の女性)の〈心〉を取り戻そうとする。22章「灰色の煙」で、〈君〉〈彼女〉は〈母〉の特別な〈独り言〉のことを想い出す。 「ええ、何かとても奇...
2026年3月2日月曜日
目覚めの曲「若者のすべて」CHILL CLASSIC CONCERT[志村正彦LN378]
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一昨日、2月28日の夕方、ヴァンフォーレ甲府と松本山雅の試合「甲信ダービー」を見て帰ってきたときに、妻がたまたまNHKの番組を見ていると「若者のすべて」の字が画面に表示されていることに気づいた。 番組名を見ると、「所さん!事件ですよ」。「150万円の“安眠の館”にセレブが殺...
2026年2月21日土曜日
シーク・アンド・ファインド(seek and find)の構造-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説4
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今回は原作小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の成立とその構造について考えてみたい。 1980、村上春樹は『文學界』に中編小説『街と、その不確かな壁』(中編『街』とも略記)を発表した。1985年、中編『街』を基にした「世界の終り」パートに「ハードボイルド・ワンダ...
2026年2月18日水曜日
〈ある地点〉高橋亜子氏の脚本-『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説3
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原作の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、単行本で618頁の分量の長編小説である。この舞台を見るにあったてまず関心があったのは、この長編小説をどのように脚本化していくのか、ということだった。「世界の終わり」パート(以下、「世界」パートと略記)と「ハードボイルド・ワ...
2026年2月1日日曜日
〈夢読み〉―『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説2
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今日2月1日、舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の東京公演は終わってしまうが、この後、仙台市、名古屋市、西宮市、北九州市でも開催される。座席の種類によってはチケットがまだ取れる公演もあるようだ。 YouTubeにこの舞台のプロモーション映像があるので紹介したい...
2026年1月25日日曜日
〈僕〉と〈影〉―『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』舞台と小説1
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先日、舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の東京公演を見てきた。 原作の村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が、脚本高橋亜子、演出・振付フィリップ・ドゥクフレ、主演藤原竜也でホリプロによって舞台化された。 この日の東京は厳しい寒さが予想さ...
2026年1月18日日曜日
11月・12月のBe館『見はらし世代』『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』『殺し屋のプロット』
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もう新年を迎えてしまったが、昨年の11月と12月にシアターセントラルBe館で見た映画について書きとめておきたい。 見はらし世代 監督・脚本、団塚唯我。再開発されていく東京・渋谷の風景を経糸に、ランドスケープデザイナーである父・初(遠藤憲一)、母・由美子(井川遥)、主人公・蓮...
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