ツアー名は『Analogfish & mooolsと捲く、芋ケンピ空中散布ツアー2016 ~空中サンプ~、ドローンに詰めるだけ詰め込んで、、秋。』、いつも通りの不思議に長い謎の名だ。さて、どんな雰囲気なのか。幸い、昨年の映像がyoutubeで見ることができる。
映像を見ると昨年のことを思い出す。
「Analogfish+moools」の合体バンドは、ツインドラムス、ツインベース、トリプルギター、キーボードの8人編成。最後はボーカル4人が「僕の腕の先のギザギザと 君の腕の先のギザギザを合わせよう」と、mooolsの『分水嶺』をリレーして歌っていった。すべての声と音がよく鳴っている。これはロック、これがロックだ。
ロックはやはり「場」の音楽だ。桜座は小さな場ではあるが、声と音が凝縮され、エネルギーが蓄えられ、徐々に時に突然、放出される。ここでは聴き手は座敷に座る。座ると音に集中できる。そしてお腹の真ん中あたりで音を受けとめる。場と共振するかのように、音と身体が広がっていく。
せっかくの機会なのだが、昨年も一昨年も山梨のお客さんが少ない気がした。県内の老若男女のロックファンに集ってほしい。
一言、もったいない、です。
主催はいつも通り「どうしておなかがすくのかな企画」。この二つのバンドがこの地で聴けるのも主催者の勝俣さんと桜座という場のおかげで、とても有り難い。
詳細は「どうしておなかがすくのかな企画」のHPにあります。まだ二か月後だけど、待ち遠しい。
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